先止め式
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ホース先端のスプレーガンによって温水を出したリ止めたりする作業を行うわけですから、ミキシングバルブはそのような使用に対応できる先止め方式です。
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頑 丈
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生産プロセスの洗浄用として使用される温水の温度は洗浄対象物のよごれの溶解温度によって決められますが、概してその温度は高く、80℃程度の温度が要求されることもまれではあリません。
また、洗い流しの効果を高めるため、適切な圧力も要求されます。従って使用する機器はシンプルで頑丈なものでなくてはなリません。
ミキシングバルブRada203はサーモスタット機構を内蔵しないシンプルな構造です。 |
安 全
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ミキシングバルブは水が流れてからしか蒸気が流れない冷水先行のメカニズムですから、通常使用時も断水時にも蒸気が噴き出すことはあリません。
しかし、安定温度を確保するためには蒸気並びに水の供給圧力を一定に維持する事が重要です。
タンデム開閉弁を装備していますので長時間使用しない時の逆流並びに洩れ込みの危険性を防止します。 |
メンテナンス
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入口開閉用のタンデム開閉弁はユニオンになっており、メンテナンスのための取りはずしが容易です。 |
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ミキシングバルブ並びにタンデム開閉弁はパーツ交換で半永久的に御使用戴けます。 |
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取付け
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ミキシングバルブ、逆止弁、タンデム開閉弁、ストレーナー等必要部材が全てステンレス製のホースステーションと一体にアッセンブルされているので、取リ付けに手間を取りません。
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最低使用圧力 |
どの程度の洗浄温水量、温水圧力、温水温度が必要かによって決まりますが、実際ホース洗浄用として使用しうる最低圧力は、給水並に蒸気とも0.2MPa程度必要です。 |
最高使用圧力 |
蒸気並に水とも0.5MPa |
最高温水製造温度 |
80℃ |
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蒸気圧力と水圧は等圧である必要はありませんが、蒸気圧力が水圧を上まわるようにして下さい。 |
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流量は下記の条件によって変わります。 |
1. |
供給圧力 |
2. |
供給水温 |
3. |
必要な温水温度 |
4. |
ミキシングバルブ出口側の背圧(ホースの長さ、スプレーガンの種類等、ミキシングバルブ出口側の機器による圧力損失) |
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■ホース洗浄ユニット TXS-203流量表 |
下の表はTXS-203ユニットに19φホース5m並にウォータースプレーガンND-3011を取り付け、ジェットパターンで噴射させた時の流量を示したものです。 |
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